星組全国ツアー公演「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」観て来てました💖(あまりにも最高すぎて感想を書くのに時間がかかってしまった)
怒涛の「愛している」連呼公演、こちらこそ愛させていただきありがとうございますという感じでした…最高…😍
瀬央さんラモンは愛しすぎたし、BadPowerはエネルギーとかっこよさに満ち満ちていて本当に本当に最高の公演だった。
バレンシアの熱い花
よくぞ、よくぞこのメンバーの全ツにこの作品ををあててくれました…!ありがとう!大優勝です…!
本当に素晴らしかった…。復讐・悲恋モノとしてとても面白いお話なのはもちろんのこと、みんなお役が本当にバッチリハマっていて最高でした〜!
カチャさんに「クラシカルなTHE 宝塚」作品が似合うのは言わずもがななのですが、瀬央さんも極美くんもかのんちゃんもなこちゃんも、みんなみんな本当に良かった…🥺✨もう「最高だった」としか言いようがない!ボキャ貧ですまん!
とにかくカチャさんの動きのひとつひとつが本当に美しくて圧倒されました。全身が一分の隙もなく「THE 宝塚の男役」なんですよ…✨
動きの全てが煌めいていて、毎秒最高にカッコいい。「どの席から観ても完璧にカッコいい状態」になるように考え抜かれて演じられているように思いました。爪の先まで神経が行き届いている所作。美しかった…。熟練の技だなあと本当に感動しました。「宝塚は伝統芸能」というのを本当に実感した公演でした。
カチャさんが「圧倒的な宝塚男役芸」で真ん中に立っていてくださるから、瀬央さんラモンの溌剌としたお芝居がすごく映えて際立っているように感じました。ともするとただただ古臭い雰囲気になってしまいそうな「バレンシアの熱い花」の舞台全体がとても表情豊か、なのに完全に正統派の宝塚の様式美で、とても品格があって美しかった。本当に夢のようだった。
極美くんは今回とってもクラシカルな雰囲気でこちらもとても似合っていました。どちらかというとアイドル系だと思っていた極美くん、こんなに正統派もいけるんだ…!と感動しました。お歌もすごく上手で安定してて頼もしかったです。
かのんちゃんは本当に危なげなくてすごい!こないだまで新公学年だったなんて信じられない安定感でお上手✨
バレンシア幕開きのシルエット、めちゃくちゃ美しい子がいるなと思ったらかのんちゃんだった。スタイルが良いのはもちろんポージングが美しかった〜。バレンシアは、オープニングから華やかでワクワクする、本当にとても楽しい作品だなあ。
「楽しさ」の部分を一手に担っていると言っても過言ではない、瀬央さんのラモンは本当にひたすら愛しかった。コミカル部分の瀬央さんラモン、どのシーンもテンポや表情、おとぼけ感が最高だった〜🫶💕さすがのコメディセンスと愛されパワーだなと感動しました。めっちゃ笑いおきてて嬉しかったな💕
コミカルなだけじゃないのが瀬央さんのすごいところで、シリアスシーンのラモンも最高に素晴らしくて…イサベラへの切ない切ない愛情と強がりはたまらんかったし、決闘シーンの血気とワルっぽい色気が最高だった…
ラモン、「当て書きじゃないの?」ってくらい瀬央さんの魅力を味わえたお役だったなぁ…
コミカルとシリアスの緩急、歌唱シーンのキメのカッコよさ、切なさを堪えた微笑み、慟哭、抑えきれない届かぬ愛、男同士の友情…
瀬央さんは本当にラモンを自分のものにしていてどの表現も本当に深いんですよ…胸を抉られる…❤️BIG LOVE❤️
カチャさんのフェルナンド、もうちょい狡猾な男だったらマルガリータと結婚しつつイザベラを愛人にするし、バカな男だったらイサベラと駆け落ちするし、分別のついた男だったらイザベラへの愛を抑える。そのどれも出来ない若さとか純粋さ不器用さみたいなのが、カチャさんのフェルナンドにはあってすごく納得感があった。普段は専科さんで重厚でどっしりと構えたお役が多いのに、こんなに若くて青臭くてチャーミングな青年をナチュラルに演じられるんだ…本当にすごい。
フェルナンド、マルガリータを裏切れるほど酷いやつになれないけどイサベラへの愛を抑えられないの、めっちゃムカつくけど、カチャさんのフェルナンドはそうなっちゃうのわかるなーって感じだったなぁ。若くて気さくで人たらしで純粋で、その無垢さからくる優しい残酷さというか…
バレンシアのことばかり書いてしまったけど、パッションダムールアゲインも本当に素晴らしくて!!!!!!!!でももう語彙がゼロなので「BadPower」とだけダイイングメッセージを残して終わりにします。(雑)
パッションダムールアゲイン、いくら言葉を尽くしてもあのパッションをお伝えすることはわたしには出来ないので、ただ観て欲しい。絶対に人類全員観て欲しい。よろしくお願い致します。